STUDIO LUMIERE  

<   2012年 03月 ( 5 )   > この月の画像一覧

「 あしたをつかめ 」

d0154964_103054100.jpg

こどもたちが
空にむかい
両手を広げ
鳥や雲や夢までも
つかもうとしている
その姿は
きのうまでの
何も知らない私
あなたにこの指が…

1979年に流れた、久保田早紀の異邦人。
なつかしいな~
みなさん、知らないかな?

新しい季節をむかえて、
新芽が伸びてきます。なかには小さな手が
なにかをつかまえようとしているように見えたりすることもあります。
人の勝手な感情移入にすぎないのですが、
若い人がなにかをつかまえようとして精一杯
背伸びをする、そんな姿と重なり
ジンときます。
自分の昔と重ねたりもして…。

みなさん卒業ですね。
卒業制作見せていただきましたよ。
これからみなさんの新しい芽がのびて、
どんどん枝をのばし、葉を広げ、立派な樹になっていくんでしょうね。
人生、忙しくなってくると思いますが、
なにかのついでに、教室に遊びに来てください。
いつでも歓迎です。
今年は月曜日の9:45~12:10になりました。
[PR]
by mooriyan | 2012-03-30 10:32 | mooriyan

「 青、赤、黄と緑のコンポジション 」

d0154964_22124176.jpg

一色多いですか…。ま、硬い話はおいておくとしましょう。
むかし、モンドリアンという画家がおりました。
私には、この写真のような感じの作品だった
記憶があります。理屈でなく、ただ「おもしろいなー」
そう思いました。デザインかな?パターンかな?
でも何かなつかしいかな?

モンドリアンは初期に風景やリンゴの樹を好んで描き、
後にも生活のためにと、草花を描いたとか。
どこかに、自然界にあるパターンや色使いが潜んでいるのかもしれません。
なつかしさのワケはソコかもしれません。
人は無意識のうちに自然から何かをとりこんでいる。
私たちの身のまわりの人工物には、
自然界の造形の記憶が現れているのかも知れませんね。
[PR]
by mooriyan | 2012-03-24 22:14 | mooriyan

「 2204画素ということで 」

すごいですね。今どきはコンパクトデジカメでも10.000.000画素
を越えるんですね。1千万画素ってどのくらいかちょっとイメージしにくいですよね。
そんなこと考えながら歩いてると、高層ビルに写った青空と雲。
「お~きれいだ!」と写真を撮ってると、細かく仕切られた窓枠が、
デジタルカメラの受光素子のように見えてきました。
ためしに数えてみると横58、縦38だから58×38=2204で
この写真のビルの窓は2204あるんですね。窓一つが1画素とすると
2204画素。1千万画素はおよそ4500倍だからこの写真4500枚を並べた感じ…
もしくは窓を、およそ縦3000枚、横3000枚と考えても良いかもしれません…
よけい分かりにくくなりましたか?
ま、この空の写真は2204画素風ということで。
d0154964_198345.jpg

[PR]
by mooriyan | 2012-03-17 19:10 | mooriyan

「 永遠のしあわせ 」

しあわせのとき、そして、しあわせを夢に見るしあわせ。
人は一生に何度そんな瞬間を手に入れることができるのでしょう?
あした、あさって。いつかきっと。

何枚もの写真と共に、あれはしあわせな瞬間だったのだと
後から気付くことがあります。
それまでごくあたりまえに流れていた時間がとまって、
もう、あしたも、あさっても来なくなる。

写真の中で、風に吹かれたドレスのすそが動かないように。
そこからもう時が動くことはありません。
彼の残した「永遠のしあわせ」が、
一枚、また一枚と、こころにしみます。
d0154964_21241652.jpg
C.by Yoshihisa N

こころやさしい友人であり、すばらしい写真家であったN氏に。
ありがとう。
[PR]
by mooriyan | 2012-03-09 21:29 | mooriyan

「 仕上げる 」

素晴らしい光景を目にする。それを誰かに見せてあげたい。
最近のカメラは高性能だから写らないということはない。
我々プロが、ひと昔前に、あーだ、こーだ。と苦心した部分は
全てカメラまかせでOK!フィルターでの色の補正や
ビミョウな露光の調整、ほとんどが手ばなし運転でいい。
ブレやピントに関しても神経質に論じることも無くなるでしょう。
均一的に上手な人?が増えたように思います。
ところが、雑誌や広告をつくるプロの世界では、
殊、ミドルクラス以下で、乱暴な編集や仕上げを目にすることが多くなりました。
「生きが良ければいいじゃないか!」と
いきなりシャリの上に生きた魚をまるごとのっけるような
乱暴なお寿司屋さんはいないと思います。
おなじ生きの良い素材でもお客さんに出せるものをつくるのが
プロの仕事です。みなさんもプロの仕事を目指す一人として、
いままでに学んだことを生かして良い仕事してくださいね。
撮りっぱなし、書きっぱなしでなく、仕上げること。
本を手にして「おっ、この写真、この記事、いいねぇ~」
「編集うまい!」と思ってクレジット確認すると、なんと
そこに皆さんの名前が…そんな感動的なシーンを
待ち望んでいます。

先日、叔母が送ってくれた写真を拝借して仕上げの一例を。
①オリジナル。必ず何かしなければいけないわけではありません。
 これで良いと思ったらOK。
d0154964_13383374.jpg


②シャープネスを上げて、周辺をやや暗く、つららが目立つように
 他を全体に暗く、手前の川の水面の明るさを、ぐっと落して
 ひきたて役になってもらいます。
分かりますか?やりすぎないことがポイントです。
d0154964_13391385.jpg


③がらりと雰囲気を変えてモノクロという手もありますね。
d0154964_13395540.jpg


仕事に使う時は特別に指定されていなければ
3種類くらいの原稿を用意しておくと良いですね。
[PR]
by mooriyan | 2012-03-04 13:44 | mooriyan