STUDIO LUMIERE  

「 幸せの影。影は美しい光。 」

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広島に原爆が投下されたその日、直下の街では一瞬にして人が焼け、
それが、階段に、壁に、まるで影のようにやき付いた…。

広島の原爆資料館には、何度か足を運びました。
内覧を終えると、何とも言えない気分でぐったりとしてしまいます。
しかしながら、若い皆さんには、是非一度は訪れて欲しいと思います。
自分の目でしっかりと見て、考えてみて欲しいと思います。

皆さんと同じく私も戦争経験はありません。
幸せな時代に生まれ、自由に生きています。
街角で身の危険を感じることもなく、
カメラを手に楽しく写真を撮ることができます。
それは、とてもあり難いことです。
今も世界各地に戦時下の街があり、
そこで、みなさんと同じ年頃の若者達が、
今日一日を無事に過ごせるかどうかすら分らず、
生き抜くことに精一杯で、何かを楽しむことなど
想像できずにいるかもしれません。

014Uさんの作品の、その影は
見ているだけで幸せな気持ちにしてくれます。
人がみな、そんな気持ちでいられたら、
争いごとは、かげをひそめるでしょう。
「影」という文字は美しい日の光という意味だそうです。
太陽の強い日差しではなく、影になった部分の優しい光のこと。
そうであるならば、
人間が作り出したエゴのかたまりのような
原子爆弾の熱光線は光ではなく、その影は影ではなくなるでしょう。
みなさんには、いつまでも
美しい光と影を忘れない人間でいてほしいと思います。
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by mooriyan | 2012-08-11 00:22 | mooriyan