STUDIO LUMIERE  

「 don't take my Kodachrome away 」

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米国のコダック社が19日、破産法(日本では民事再生法)の適用を申請。
予想はしていても、こうして現実として突きつけられると、
かなりショッキングなニュースです。
また一つの時代の終焉です。コダック社が写真フィルムをはじめ
写真産業の発展に寄与した功績は歴史に名を残すことでしょう。
写真界の偉大なる功労者に感謝と賛辞を惜しみません。

フィルムカメラ時代の写真家は技術者の一面もあり、
素人がいきなり「写真をやる」ことはシキイが高いものでした。
今はどうでしょう?生まれた時からカメラと言えばデジタルカメラ、
我々が四苦八苦したことは、すべてカメラまかせでOK。
それは、悪いことではありません。特別な目的でもないかぎり
あえて後戻りすることはないでしょう。
大手こども写真スタジオのスタッフ採用要項を見ると
写真の技術などは不要で優遇資格は保母や保育士だそうです。

写真の技術が生かされるのは、皆さんが目指すような
より専門的な分野に限られてきています。
それも、いずれはオートマチックになり不要になるのかもしれません。
誰しもが気軽に楽しく写真と関われることを嬉しく思う一方
専門家、プロと言われる人間にとっては難しい時代でしょう。
「その先」を見つめ日々精進するしかありません。
良い時代をイーストマン・コダックと過ごせたことを感謝したいと思います。
コダクロームは私の胸の中で、永遠に美しい映像を投影し続けてくれるでしょう。
a lot of thanks ! my Kodachrome!!
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by mooriyan | 2012-01-23 10:48 | mooriyan