STUDIO LUMIERE  

「 あたらしい価値 」

みなさんもよく知る、千 利休(せんのりきゅう)という茶道の先達。
先進的なこころみをいろいろとやっています。
「見たて」もそのひとつ。あるものを通常の使い方とは
違うものとして使うことを楽しむ…。

それまで、使われ、もてはやされた名物(めいぶつ)とよばれる
高価で装飾的な器を否定し、朝鮮半島で庶民の日常の器として
使われていた茶ワンを茶道の名碗に見たて、「わび」の美意識のひとつとしました。
私のような庶民には、昨日までご飯を盛りつけていたチャワンが
突如、一級の美術品になるがごとき価値観の豹変は
なかなかついていけるものではありません。
でも、それまでの常識を打ち破る、あたらしい価値の作り方
という意味で、とても興味深く面白いと思います。
みなさんも、そんな新しい価値を見つけ出す一人になるかも知れませんね。
そんなワビの器も、後には「名物」同様、人々が
金や力で奪い合うことになるのはなんとも皮肉ではあります。
当の利休も苦笑い…いや、確信犯だったかもしれません。
次なる利休はいずこに。
d0154964_14114737.jpg

朝鮮半島の庶民のお茶碗はこんな感じかな?
と、mooriyan がつくってみた井戸茶碗風です。
日本の庶民代表のmooriyanは、毎日これでおいしくごはんをいただいております。
たまに茶道のまねをして抹茶をたてたりもしますが…。
もち手がおもいねぇ~
陶芸に興味がある人がいたらそのうちゆっくりとお話でも。
[PR]
by mooriyan | 2011-12-12 14:17 | mooriyan