STUDIO LUMIERE  

「 Special Guest4 Yoshiyuki Seki  」

STUDIO LUMIEREのギャラリーの皆様のなかには、
関先生の写真を楽しみにしている方がいらっしゃると思います。
私も、その一人です。mooriyanこと、森谷も、
長い写真人生の入口は、野鳥や昆虫、草花でした。
野生の動物は、まず、見つけることが大変で、写真に撮ることは更に大変です。
学生さんの中に「森の中で、動物の写真を撮ってみたい」と言う人がいましたが、
動物写真家は、カメラ、写真のスペシャリストであることは言うまでもありませんが、
なにより重要なのは動物のスペシャリストでなければならないことです。
関先生の写真は、そういった意味でも、とても貴重です。
学術的な記録として、写真ジャーナリズムの一部分として、
まさに、写真の存在価値を再認識させていただきました。
この度の作品、そんな観点から見ていただくのもよいかもしれません。
ちなみに、写真のキャプション・解説は先生に無理を言って、
忙しいなか、記していただきました。ありがとうございました。

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クマタカ(若鳥)
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クマタカ(若鳥)
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クマタカ(幼鳥)
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クマタカ成鳥(オス)
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クマタカ成鳥(オス)
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クマタカ成鳥(メス)
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クマタカ成鳥(オス)


クマタカ(国内種タカ目タカ科 絶滅危惧種1B類 )

イヌワシと並び日本最大にして最強の猛禽類
オス成鳥体長約70cm程度 翼開長155~160cm体重2.2㎏~2.5㎏
メス成鳥体長約82cm程度 翼開長165~170cm体重3㎏~3.5㎏

標高300m~800m程度の深い森林を好み、生息する。
卵は通常1個しか生まないため、繁殖が難しい。
奄美・沖縄地方を除き日本全国に2000羽程度の個
体数がいると推測されるが深い森にいるため、
生態と個体数は未だによくわかっていない。

強い肉食性である。ツグミ、ヒヨドリくらいの中型の鳥から、
ヘビやトカゲも採食するが、大型のものはタヌキ、キツネ、
シカの幼獣、サルにも襲いかかる。
彼らもクマタカの強靭な足の爪が突き刺されば、勝ち目はない。

英名は『MOUNTAIN HAWK EAGLE』と呼ばれ
 大きさからしてワシ属に分類される。
クマタカの呼び名は熊のように強くて大きいという説と
成鳥には頭の冠羽が尖っているため角(クマ)という説とがある。




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ミサゴ(オス)
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ミサゴ(ハンティング)
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ミサゴ(メス)
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ミサゴ(若鳥)


ミサゴ(国内種タカ目タカ科 準絶滅危惧種)

オス成鳥58~60㎝程度 翼開長160~165㎝ 体重1.8~2.1㎏
メス成鳥64~68㎝程度 翼開長168~175㎝  体重2.2㎏~2.5㎏

大きな湖沼、河川、海岸地帯に生息する。
日本の猛禽類の中では、唯一魚食中心の食性。
まれに小鳥やカエルなども捕まえる。

よく川の水面上空から泳いでいる魚に照準を定め、
猛スピードでダイブして、水中で魚を強く握りしめて、持ち運ぶ。
この時、魚のいる位置と光の屈折を計算しなければ、
魚を捕まえることはできないため、見事な離れ技である。
クマタカに負けない大きな釣り針状のツメを持っている。

40cm級のコイやボラなども捕まえるが、重くてなかなか上昇できず、
バタバタと羽ばたいている様子をよく見かける。
全国津々浦々で生息しているが、個体数は年々減少傾向である。
卵は3~4個産む。

ミサゴは呼び名は水探(みずさぐり)からきている説あり。
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by mooriyan | 2010-07-01 09:14 | mooriyan